耐火製品に関するFAQ

Q:オーディオやビデオカセット、写真のフィルム、デジタルメディアの保管物を火から守るにはどうしたらよいですか。

A:

オーディオおよびビデオのカセット、写真のネガフィルム、X線フィルム、マイクロフィッシュなどには、Master Lockの耐火製品以上の耐火と湿気に対する保護性能が必要です。上記のようなタイプのメディアは、最大177°C (350°F) までの熱に耐えうる紙製品とは異なり、52°C (125°F) を超えると損なわれはじめます。

Master Lock UL評価済み耐火製品は、データストレージ製品(CDやDVD、メモリースティック、USBドライブ、ハードドライブ、MP3プレーヤーなど)を火災によるダメージから守ることがETLに認証されています。製品のモデル、および製品のUL耐火等級により、記録メディアの保護限度には以下のような違いがあります:

  - UL規格における1/2時間の耐火性 = ETL認証によるデジタルメディアの耐火性では最大843°C (1550°F) の条件で1/2時間。

  - UL規格における1時間の耐火性 = ETL認証によるデジタルメディアの耐火性では最大927°C (1700°F) の条件で1時間。

  - UL規格における2時間の耐火性 = ETL認証によるデジタルメディアの耐火性では最大1010°C (1850°F) の条件で2時間。

Q:耐火ユニットに痛みやすい品物を保管する場合、特別に注意すべきことはありますか。

A:

はい。Master Lock耐火ユニットには保護のための断熱材が使われているため、日常的に使用する際、水分が製品内部に放出される可能性があります。中身を湿気から守るには、月に2回はユニットを開けて30分間ほど換気してください。それが不可能な場合は、痛みやすい品物(切手、コイン、ジュエリー類など)は気密性の高い成型プラスチックの容器に入れてからMaster Lock耐火ユニットに収めてください。

真珠や真珠を使ったジュエリーは耐火製品で保管しないでください。真珠は繊細なため、平均的な火災において保たれるユニット内温度の177°Cでも損なわれる恐れがあります。
 

Q:Master Lock耐火ユニットで保管してはいけない物はありますか。

A:

Master Lock耐火ユニットは、武器やコンピュータディスク、オーディオ/ ビデオカセットメディア、写真のネガフィルムのほか、切手や真珠など、慎重な保護を要するデリケートな品物の保管には適していません。詳細は取扱説明書をご参照ください。

Q:耐火チェスト/金庫をボルトで固定しても「耐火」製品であることに変わりはありませんか?

A:

耐火製品をボルトで固定することによって耐火性が損なわれることがありません。
ただし、耐水性は失われます。「ETL認証の耐水性」は、ボルト固定キットを使用するまでのことを指します。

Q:キーが施錠した耐火耐水チェストの中に閉じ込められました。どうすればチェストを開けられますか?

A:

チェストはキーを使って施錠しなければなりませんので、それはありえません。
チェストが開かない(そして、キーがその中にあると確信されている)場合は、おそらく製品を耐水にするために使用されているガスケットが原因と考えられます。ガスケットは圧縮された(平らな)状態になっていなければ、チェストは開きません。
手順:
1) チェストを腰の高さの平面や床など、作業しやすい場所に置きます。
2) チェストの横に立ち、手の付け根の部分を使ってハンドルエリアを下に強く押します。必要であればもう片方の手も上に乗せて力を加えてください。チェストに乗りかかりながら、まっすぐ下向きに押さえます。
3) 指をラッチの下に当てて上向きに押し上げます。ハンドルエリアを下に押しながらラッチを10秒間、上方向に押してください。
4) そのまま、フタを下向きに押しながらラッチを上方向に押し続けます。

Q:金庫のバッテリーはある(緑のライト)のですが、ハンドルを下げることができません。どうしたら開きますか。

A:

最初に、バッテリーを交換してください。
よく知られたメーカーの新品のアルカリ乾電池(パッケージから出したばかりの物)で、有効期限まで最低でも10年以上ある物をご利用ください。
今ご利用の電池でも、暗証番号(ライト、ビープ音)を入力することはできるかもしれませんが、金庫が正常に機能するのには不十分な場合があります。金庫が正常に機能するには、4秒以内にロック操作を終える必要があります

Q:耐火金庫のハンドルを強く引きすぎて、壊れてしまったようです。どうしたらよいですか。

A:
 
ハンドルに力をかけすぎると、ボルトは動かないままハンドルが動いてしまいます。
そうなった場合、「カチャ」という音がします。
ご心配はいりません。これは、ボルトに力を入れすぎないように設計されているためです。
このようになった場合には、ハンドルが「カチッ」と鳴り元の位置に戻るまで、反対方向に(上に)引き上げてください。

Q:耐火耐水金庫の扉がくっついて開きません。どうすれば開きますか?

A:

耐火耐水金庫お持ちの場合、扉がくっついて開かないということは珍しくありません。

これは、耐水性能に関係する特殊なガスケットが原因です。理想的な耐水性を実現するため、Master Lock製品のドアは、強力に密閉されなければなりません。暗証番号を入力している間、あるいはダイヤルを合わせている間はハンドルを上げたままにし、終わってから下ろしてみてください。初めて耐水金庫を利用する際は、扉の左上の角に圧力を加える必要があるかもしれません。

特別にデザインされたこうした製品はお使いいただくうちにすぐに慣れ、金庫のハンドルを持ってどの程度の力を加えれば開くのかわかるようになるでしょう。

Q:購入した耐火性製品にプラスチックが使用されているようです。本当に火に耐えるのでしょうか。

A:


Master Lockの耐火性製品の内部や外部に使われているプラスチック部品は、防火プロセスを支える役割を果たすものです。
Master Lockの耐火セキュリティチェストには、外側のコーティングとキーロックガードが施されており、それらは火災の際には溶けるようになっています。それによって製品の外部/内部が密閉され、熱を通さず内部の温度が上がらないよう維持して中身を保護します。

Master Lock耐火製品の内部のプラスチックライニングは、収納物の整理用パーツをユニット内に取り付けやすくするためのものです。
通常レベルの火災では、耐火ユニットの内部は特殊ライナーを損なうほど熱くなりません。また、このライナーは常用する間に内部の水分を放出し、耐火ユニット内に生じがちな湿気の解消を助けます。


通常レベルの火災では、耐火ユニットの内部は特殊ライナーを損なうほど熱くなりません。また、このライナーは常用する間に内部の水分を放出し、耐火ユニット内に生じがちな湿気の解消を助けます。

Q:Master Lockの耐火性製品に湿気がたまることはありますか。

A:

Master Lock 耐火性製品には、水の結晶を素材としたウォーター断熱材が使用されています。そのため、多くの水分が含まれています。
また、Master Lock耐火耐水製品では、水分に対する耐水性を維持するため、密封状態で閉じられます。これにより、金庫内部に湿気がたまる場合もあります。
2週間に1回は金庫を開けて、約20分間換気するとよいでしょう。
かび臭を防ぐには、金庫から中身を取り出し、重曹と水を混ぜたもので内部を拭いて掃除すると効果があります。
また、金庫の保管はご自宅や仕事場内の湿気が多い場所を避けてください。

Q:断熱材には何が使われていますか。

A:

Master Lock耐火製品の断熱材は、当社独自の混合物です。

コンクリートのベースに水と特殊添加物を加えた混合物は、厳正なUL規格を満たす当社製品の耐火性を強化しています。

Q:Master Lock耐火性製品の中の粉状の物体は何ですか。

A:

Master Lock Companyは環境に安全な製品作りにおいてコミュニティと業界をリードしています。Master Lock製品は有毒あるいは有害な物質を使用しておらず、健康と安全に対する最良を考えて製造されています。Master Lock UL規格耐熱製品に用いられるMaster Lockの特許取得済み断熱材はコンクリートをベースにしたものです。配送中の衝撃により、乾燥したコンクリートの粉末が製品の内部に付着することはしばしばあります。粉末は塗らした布で耐火ユニットから簡単に拭き取ることができ、お客様の健康に害を及ぼす心配はありません。

さらにご質問がございましたら、当社ヘルプラインまでお問い合わせください。

Q:耐火製品を対象とした生涯火災後交換保証について教えてください。

A:

火災後、Master Lockの耐火金庫または耐火チェストの外側は破壊されます。外側が溶けて燃え上がり、金庫を密閉することで中身を守るためです。Master Lockの耐火金庫製品が火災により損傷した場合、Master Lockより無償で交換品をお送りします。

請求は、焼けた品の写真と保険金請求書を添えてmle@master-lock.frまでお送りください。Master Lockより新しい交換品をお客様宛に直接発送いたします。

Q:ULとは何ですか。

A:

U.L.とはUnderwriters Laboratoriesの略で、さまざまな公共安全製品を認証する米国を拠点とした独立試験機関です。

Master Lock製品が、主張されているとおりの性能を示すかどうか厳しい基準をもって検査しています。

Master Lock製品に関しては、耐火製品とその防火等級に対してUL規格が適用されます。

Q:ULの耐火等級とは何ですか?

A:

UL等級0.5時間は、843°C (1550°F)で30分間焼却された場合、セキュリティチェスト内が177°C (350°F)かそれ以下に保たれることを示します。

UL等級1時間は、927°C (1700°F)で1時間焼却された場合、セキュリティチェスト内が177°C (350°F)以下に保たれることを示します。

UL等級2時間は、1010°C (1850°F)で2時間焼却された場合、セキュリティチェスト内が177°C (350°F)以下に保たれることを示します。

参考として、平均的な住宅火災では火は482°C (900°F)~649°C (1200°Fほどに達し、約20分で建物内に行き渡ります。

Q:ETLとは何ですか。

A:

ETLとは、Interek Groupの部署であるElectrical Testing Laboratory(電気テストラボラトリー)のことで、電気製品の安全性テストおよび性能試験を専門に行っています。このラボは、製品がメーカーの仕様に見合っているかを検査するテスト・検証の独立組織です。詳細はwww.intertek.comからご覧いただけます。

Q:火災の後、金庫を空けるにはどうすればいいですか?

A:

火災が発生した時には、Master Lock耐火製品から内容物を取り出そうとしないでください。製品は紙も火から守るUL耐火等級を満たしています。

火災発生中に消防士に金庫の位置を伝えると、加熱しすぎないように配慮して、安全になったら回収してもらえます。

金庫が十分に冷えて中身が取り出せるようになるまでには数時間かかります。

外側のロックプレートが溶けていても心配はありません。溶けることでユニットの外部を密閉して、火と熱を防ぐための仕様です。ユニットが適温まで冷めた後に、適切な道具を使って取り除くことができます。